ゴルフ場は広々としていて開放的に気持ちよくプレーすることができますが、時間やルールを守らないとまわりの迷惑になるので知っておきたいポイントをまとめました。お気に入りのギアもしっかり選んで、打ちっぱなしの練習もやっていざ初のゴルフコースに出陣するときに知っておきたいポイントです。もちろんゴルフはゆっくりと進んでいくスポーツですが、いくらでも時間を使ってプレーしても良いというわけでもありません。後続の人達のためにも、なるべくスムーズな行動を心掛ける必要があります。会話などに夢中になるのは悪いことではないですが、必要以上にプレーを止めてしまうような私語は慎むべきです。ゴルフ場によってはコースの所要時間、目安となる時間を設定しているので、その時間を大きく越えてしまうと注意を受けることもあります。

制限時間のようなものは基本的には存在しないですが、所要時間を守ってコースをまわるのが紳士的な行動です。人気のゴルフ場の場合はコースに出るグループが多くなるので、二人組みの場合は他の二人組みと一緒に四人一組になることが多くなりますし、稀なケースではありますが「このくらいの時間でまわってください」と言われることもあります。スムーズにプレーするのは素晴らしいことですが、前でプレーしているグループに接近し過ぎるのはマナー違反に該当することがあります。前のグループがグリーン上にいるのにショットを打ち込んでしまうと怪我のリスクが高くなりますし、トラブルの原因になります。
基本的には前のグループの姿が見えなくなってからショットを打ちます。プレーを急ぎすぎても迷惑になりますし、遅すぎても迷惑になるので、自動車の運転のように全体の流れを把握してちょうど良い距離を取るのが良いです。ハーフの9ホールだけの場合は2時間くらい、18ホールを全てまわる場合は5時間以内が目安と言われています。
コースに出ると毎回5時間を越えてしまうという人は、何か無駄な行動をしているかもしれないので、一度自分の行動を見直す必要があります。基本的には前の組を追い越すことはできないので、遅いグループがいるときは渋滞が起きてしまいます。ゴルフ場によってはハーフが終わった段階で順番を入れ替えたり、細かい調整することができますが、基本的には一度決めた順番を守ってプレーするのがルールです。ゴルフ場でのプレーはスケジュール通りに進めなくてはいけないので、コースに出る人全員が時間を守るという意識を持ってプレーするのが大事です。「自分だけは良い」、「少しくらい遅くても大丈夫」という自己中心的な考え方はマナー違反です。